「遊星からの物体X」は今見ても斬新で怖くて楽しめる一級品ホラーだ

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犬が裂ける~~~

バイオやゾンビもいいですが、この物体Xはそれらを
上回るほどの迫力を持った作品です。

35年前の作品とは思えません。

当時は、とんでもない衝撃でした・・・

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「遊星からの物体X」あらすじ

約10万年前、宇宙から飛来した飛行船が地球に引き寄せられ、大気圏で炎に包まれながら南極へと落下した。

1982年、冬の南極。ノルウェー隊のヘリが、1匹の犬を追って全12名の隊員がいるアメリカ南極観測隊第4基地へ現れた。銃や手榴弾を使い執拗に犬を狙うが失敗し、手違いからヘリは爆発。一人生き残ったノルウェー隊員は基地内へ逃げた犬を追って銃撃を続け、基地の隊員を負傷させてまで犬を殺そうとするが、基地の隊長により射殺される。

殺害するべく犬を追っていたノルウェー隊に一体何があったのか?真相を究明すべくノルウェー基地へ向かったヘリ操縦士のマクレディらが見つけたものは、燃え上がり廃墟と化したノルウェー基地、自殺し凍りついた隊員の死体、何かを取り出したと思しき氷塊、そして異様に変形し固まったおぞましい焼死体だった。一行は調査のため、残されていた記録フィルムと焼死体を持ち帰る。

生き延びた犬は基地内を徘徊し、夜になると犬小屋に入れられた。その途端犬は変形し、グロテスクな姿のThe Thing(生きもの)となり他の犬達を襲い始めた。だが、犬の咆え声を聞いて駆けつけた隊員たちにより、火炎放射器で焼かれ撃退される。

ノルウェー隊の記録フィルムに映し出されたのは、雪原の巨大なクレーターと、約10万年前のものと推測される氷の層にある巨大な構造物を調査している場面だった。やがて持ち帰った焼死体が動きだし、蘇った生きものが隊員の一人を襲ってその姿に成り代わった。結局その生きものは、隊員たちの手で他の生きものの死骸と共に焼却処分されたのだった。

調査の結果、生きものは取り込んだ生物に同化・擬態して更に増殖することが可能で、もし人類の文明社会に生きものが辿り着くと、およそ2万7000時間に全人類が同化されることがコンピュータの試算により判明する。それを知った隊員の一人が誰も基地の外へ出られないようにするため無線機やヘリ等の移動手段を使えなくしてしまい、基地は完全に孤立する。その環境で隊員たちは誰が生きものに同化されているか判断出来なくなり、疑心暗鬼に陥る。そして知らぬ間に同化されていく南極越冬隊員たち。このままでは皆が生きものと化し、人類の文明社会へと出てしまう。果たして隊員たちの、そして人類の運命は?

引用先 Wikipedia

 

「遊星からの物体X」映画情報

製作国:アメリカ

上映時間:109分

監督:ジョン・カーペンター

キャスト:
カート・ラッセル
ウィルフォード・ブリムリー
ドナルド・モファット
キース・デイヴィッド

 

「遊星からの物体X」レビュー

この映画、当時リアルタイムで映画館で見たんですが、
かなりの衝撃でした・・・

当時は、小学生でネットもない時代。そんな中、こんな
強烈な作品を見せられたらトラウマです。

それくらい、大迫力のSFXで見せてくれた映画です。
(当時はスペシャルエフェクトをSFXと呼んでたんですよ。)

 

まず、最初の犬を追うシーンからドキドキします。

なんで犬を追ってるんだろう?しかしヘリはカート・ラッセルたちのいる
基地近くに落ち、銃撃戦の上、ヘリの乗組員は死んでしまいます。

生き残ったワンちゃん。

いったいなんだろう?って感じでカート・ラッセル達も疑問を感じ、
ヘリの乗り組員から素性がわかったため、ノルウェー基地へ赴く。

すると、そこでは、無残に焼かれた基地と異様な形の焼死体があった・・・

ヌラヌラして気持ちわるいんですよこれ。

なんでか、この焼死体も持って帰るんですが、そこから阿鼻叫喚の
地獄絵図が展開されます。

まず、逃げてきたワンちゃんが突然変異。

口がバカッと割れて変形します。
バイオみたいですマジで。

みんなで、なんとか焼いてやっつけます。

そのうち、持ち帰った焼死体も氷が解けてどこかへ行ってしまった・・

疑心暗鬼に陥る隊員たち。どうやら、「The Thing(そのもの)」
は、人間に同化し、次々に乗りt移ることがわかる。

いったい誰が同化されているのか?

「The Thing」と人間との息苦しくも壮絶な戦いが
緊張感いっぱいに展開します。

当時は、そのリアルでエグイ特殊メイクが話題でしたが、
ストーリーもかなり緊張感があって面白いです。

誰が同化しているかわからず、全員で疑い合う状況下で
なんとか自制を保とうとする隊員たち。

しかし、一人また一人と犠牲になっていく・・・

こんなんとか・・・

なんせ、今のCGとは全然違うリアル感があります・・・

迫力あるんですよこれが。

さすが、ジョン・カーペンターです。一時代を作った方です。
SFXのスペシャリストですね。

追いつめられる隊員たち。最後、マクレディ(カート・ラッセル)と、
チャイルズの二人だけが残ります。

このラスト、2人は人間なのか?「The Thing」なのか?
はわからないまま終わります。

これまで言われていたのは、マクレディの吐く息は白いのに、
チャイルズの息は見えないので、チャイルズはエイリアンに
同化されたのでは?と言われています。

実際はどうなんでしょうね?

そう思いながら見るのもまた面白いかもしれませんよ。

また、この前日譚として「遊星からの物体X ファーストコンタクト」
って映画もあります。

まだ見てないならば、ファーストコンタクトを見てから
「遊星からの物体X」を見ると、オマージュ的な場面も
垣間見ることができて面白いと思います。

そうつながるんだ!って思いましたし。

ホラー好きならおすすめします!

 

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