『ゲット・アウト』、『アス』となかなか強烈な映画を監督した
ジョーダン・ピール監督の作品「アンテベラム」。
全く、知識なく見ましたが、驚く展開にやられました。
「アンテベラム」のあらすじ
リベラル派の社会学者でベストセラー作家のヴェロニカ。
公私ともに順風満帆の日々を送っていた彼女の輝きに満ちた日常は、突如崩壊してしまう。
そして、究極の矛盾をはらんだ悪夢へと反転していく。
一方、アメリカ南部のプランテーションで囚われの身となり重労働を強いられているエデンは、
ある悲劇をきっかけに奴隷仲間とともに決死の脱走計画を実行する。
引用先 MOVIE WALKER
映画「アンテベラム」のキャスト
ジャネール・モネイ
エリック・ラング
ジェナ・マローン
ジャック・ヒューストン
映画「アンテベラム」の感想
綿花のプランテーションで奴隷として悲惨な扱いを受けるエデンと黒人たち。
脱走を計画するも、そのタイミングがなかなか見つからず・・・
戦争下の白人と黒人の関係性。
その残虐性、異常性を描く前半。
どう話が展開していくんだろうと思いながら見ていました。
エデンは指導者であり特別な人間であるということが黒人同士の会話で
分かってきますが、どこが特別なのか今のところ分かりません。
白人に虐げられるエデンたち。
この悪夢はいつまでも続くのだろうか・・・
現代では博士号を持つ社会学者で人気作家でもあるヴェロニカの
成功した華やかな生活が描かれる。
しかし、あることから悪夢の世界へとまっさかまに落ちていくのであった・・・
正直、どう繋がるのかと思ってみてましたが…
なるほど、そう繋がるんだ!
細かい伏線もしっかり回収していく手腕はさすがです。
今もまだ残る白人至上主義。
実際にこんな人たちがいるのかもと思わされます。
少し前にはこんなことが当たり前だったとは、人間って恐ろしい生き物
なんだなと痛感しました。
まとめ
この後どうなっていくの?
そんな展開の読めない映画を見たいなら「アンテベラム」はおすすめします。
見るなら、情報は入れないほうがいいと思います。
何の知識もなく見たほうが面白いです。