【映画】ダンスのシーンがグッとくる「レナードの朝」感想

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感動する映画が突如見たくなり、久しぶりに見てみたのが

ロバート・デニーロ主演「レナードの朝」です。

めっちゃ久しぶりでしたが、泣いてしまいました・・・

 

衝撃映像




 

映画『レナードの朝』予告

原題:AWAKENINGS

監督:ペニー・マーシャル

出演: ロバート・デ・ニーロ,ロビン・ウィリアムス, ジュリー・カブナー

 

あらすじ

1969年、人付き合いが極端に苦手なマルコム・セイヤー医師が、ブロンクスの慢性神経病患者専門の病院に赴任して来る。そもそも研究が専門であり、臨床の経験の全くないセイヤーは、患者との接し方で苦労するが、本来の誠実な人柄で真摯に仕事に取り組む。そんなある日、患者たちに反射神経が残っていることに気付いたセイヤーは、ボールや音楽など様々なものを使った訓練により、患者たちの生気を取り戻すことに成功する。更なる回復を目指し、セイヤーはパーキンソン病の新薬を使うことを考える。まだ公式に認められていない薬ではあるが、最も重症のレナードに対して使うことを上司のカウフマン医師とレナードの唯一の家族である母親に認めてもらう。当初はなかなか成果が現れなかったが、ある夜、レナードは自力でベッドから起き上がり、セイヤーと言葉を交わす。30年ぶりに目覚め、機能を回復したレナードは、セイヤーとともに町に出る。30年ぶりに見る世界はレナードにとって全てが新鮮であり、レナードとセイヤーは患者と医師との関係を超えた友情を育む。

この成功を踏まえ、セイヤーの働きに共感した病院スタッフらの協力の下、他の患者たちにも同じ薬を使用することになる。すると期待通りに、全ての患者が機能を回復する。目覚めた患者たちは生きる幸せを噛み締める。

ある日、レナードは、父親の見舞いにやって来た若い女性ポーラと出会い、彼女に恋をする。そして病院から1人で外出したいと願い出るが、経過を慎重に観察したい医師団から反対される。これに怒ったレナードは暴れ出し、それをきっかけに病状が悪化し始めるとともに凶暴になって行く。子供の頃から大人しい性格だったレナードの変貌ぶりに、レナードの母はショックを受ける。

セイヤーの努力も虚しく、病状が悪くなる一方のレナードは、自分のような患者のために自分の姿を記録にとどめるようにセイヤーに頼む。そんなレナードの姿にセイヤーは自分の無力を強く感じる。そして遂に、レナードをはじめ、同じ薬を使った患者たちは全て元の状態に戻ってしまう。

自分のしたことに疑問を感じ、罪悪感すら抱くセイヤーを、常に彼を支えて来た看護師のエレノアは優しく慰める。そして、患者たちとの交流を通じて、生きていることの素晴らしさ、家族の大切さに気付かされたセイヤーは、これまで意識的に距離をとっていたエレノアとの距離を縮める。

セイヤーらは、その後も治療を続け、患者たちの状態が改善することもあったが、1969年の夏に起きたような目覚ましい回復が見られることはなかった。

引用先 wikipedeia

嗜眠性脳炎の患者にパーキンソン病の新薬を使ったことで、一時的ではあるが劇的に回復した

状況を記した作品です。

30年間、嗜眠性脳炎を患い入院しているレナード。

なんとかその症状を改善しようと努力を続ける医師セイヤー(ロビン・ウィリアムス)

そんな中、パーキンソン病薬として開発された新薬を投与し、改善できないか

と、レナードの母親に許可を得て実験を始めます。

すると、今まで寝たままで話すこともできなかったレナードが自分で立ち、動き

話すことができるように劇的に改善したんです!!

 

ここも、感動と言うかよかった!というか、そんな感情になりました。

その結果をもとに、他の患者にも投与し、回復。

みんな、今までの時間を取り戻すべく日々を楽しみ噛みしめ生きていきます。

 

レナードもますます元気になっていきますが、それにより問題が出てくるんです。

自由が欲しくなるわけです。

病院内だけでなく、自由に外を満喫したい。

セイヤー医師たちは、まだ経過を見ないとだめだと意見の食い違いが起きてしまいます。

そのころから、レナードの体に兆候が・・・

 

薬を投与しても、体の震えが出てきてしまい、また元に戻っていってしまう。

そんな、レナードを見る周りの人たちも不安になってきてしまい・・・

「アルジャーノンに花束を」という小説がありますが、そんな感じですね。

なんとも、悲しい状況です。

 

そんな中、レナードが恋心を持った女性が訪ねてきます。

レナードは震える体で、懸命に彼女と接します。

そして「もう、これで会わないでおこう」そう伝えます。

なんとも悲しいシーンです。

その時、彼女はレナードの手を取り、レナードがしたかった「ダンス」を

一緒に踊るんです。

しらぬまに涙があふれ出てきました。

 

結果的には、全員が元の症状に戻ってしまい、それ以後はおおきな回復もなかったようです。

なんとも、物悲しく、しかしながら、生きる喜び、動くことができるありがたさなどを考えさせられる作品でした。

名作ですね。

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