なんとなく聞いたことのある題名「カットスロート・ナイン」
なんかグロイとか、ヤバイと噂の映画。
アマゾンプライムビデオで配信されていたので見ましたよ。
噂通りの変な映画です（笑）
CUT THROATS NINE – TRAILER
あらすじ
アメリカ西部。吹雪の中、鉱山から砦を目指し7人の凶悪犯を護送するブラウン軍曹、
この中に妻を殺害した犯人がいるとの情報を得て犯罪者護送の任務に就いた彼は、娘サラも同行させていた。
突然、金塊目当ての山賊たちに護送馬車が襲撃され馬車は転覆大破、同僚と馬も失ってしまう。
歩いて山越えをすることになったブラウン父娘と囚人達。
孤立無援の状況の中、彼らは山小屋を発見するのだが…。
引用先 アマゾン
７人の凶悪犯を乗せた馬車に同乗するブラウン軍曹。
一人ずつの簡単な”凶悪ぶり”の説明から、引き込まれます。
様々な凶悪犯が集まり、いったいどんな展開になるのか？
軍曹の復讐がメインになるのかな、とかいろいろ考えながら見てました。
ところがどっこい、山賊に馬車が襲われるとことから「？」
馬車は大破してしまい、残った凶悪犯と軍曹と娘の大雪が積もる山の中を
あてどもなくさまようストーリーが始まるのです！！
無慈悲で冷たい軍曹（奥さんを殺されているので当然ですが・・）がなんとも
憎らしく描かれています。だからなのか、それ以降に起こる展開もなんとなく
わからんでもないとか思ってしまう自分に反省です。
まあでも、娘連れて行っちゃいけないよなとか思いますが。
グロイとか言われますが、現代とすればそうでもないです。
喉切られたらそこから血が出る、お腹刺されたらアップで傷口を
映して内臓出るとかありますが、この映画にはそれいらない？とも。
マカロニウェスタン全盛の作品ですから、こういうの撮りたかったんだろうけど。
ストーリーは９人の何とも言えない心理戦がメイン。
凶悪犯何で何するかわからないわけで、いつ襲ってくるかわからない恐怖は
全編にわたって張りつめてます。
また、ネタバレになるので知りたくない方は見てほしくないですが
終盤のとある場所にたどり着いたときの店員と凶悪犯との会話や
行動には何とも言えない緊張感があります。
今から何が起こる？？？みたいな。
このあたりは結構面白かった。
そして唐突に訪れる衝撃的なラストシーン。ＦＩＮ
これは見ないとわかりません。
途中、映像が止まることが何度もありますがこれは、
思い出エピソードが始まる前兆なので壊れたわけではありません（笑）
この映画実は、タランティーノ監督「ヘイトフルエイト」の基になった
と言われる作品なんです。
タランティーノ監督好きそうな展開でした。
予定調和に行かず、先が見えないストーリー。
予想をはるかに超える展開、そして唐突なエンディング。
万人受けはしないと思いますが、映画好きにはおすすめ？？
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