睡眠が十分にとれないと、翌日に疲れが残ったり、昼間に眠くなったりと
いろんな弊害が出てきます。
通常、約7~8時間の睡眠が必要と言われますが、中には短時間寝るだけで元気!
なんて人も周りにいるのでは?
じつはこれ、ショートスリーパーと呼ばれる体質のこと。
逆に、9時間以上寝ないとダメな人はロングスリーパーと呼ばれます。
今回は、ショートスリーパーについて調べて見ました!
ショートスリーパーの原因
日本人の80~90%は、8時間程度の睡眠が必要ですが、
後の5%程度がショートスリーパーで6時間以下の睡眠で
充分に活動できる方がいます。
芸能人では、明石家さんまさん、上戸彩さんなどが有名です。
2~3時間程度の睡眠で大丈夫!とのこと。
ちょっとうらやましいですよね。
このショートスリーパー、原因は何か?と調べてみると
どうやら、遺伝子が原因であることが分かってきたんです。
2009年にアメリカのカリフォルニア大学で、ショートスリーパーの
研究をしていたところ、体内で共通して「DEC2」と呼ばれる遺伝子が
突然変異を起こしていることを発見。
DEC2は人間の体内時計を制御している時計遺伝子だそうで、
この遺伝子が突然変異を起こし、睡眠中の脳の疲労回復や情報整理を
短い時間で済ませることができるようになったのではないか?との結果が出ています。
しかしながら、このショートスリーパーになる道は遺伝子だけ
ではないようですよ。
目指せ!ショートスリーパー!
では、ショートスリーパーになる方法です。
要は、睡眠時間を短くすればいいわけですが、急に睡眠時間を
減らしても、睡眠不足になるだけで、何の効果もありません。
まずは、ゆっくりと睡眠時間を減らしていく必要があります。
睡眠時間を減らすには、
最低でも3週間おきに30分ずつ睡眠時間を減らしてください。
起きる時間は変えずに、睡眠時間だけを3週間ごとに
30分ずつ遅らせていきましょう。
ただし、体が慣れない、寝起きが悪い、疲れが取れない、眠気がある、
などの症状があれば、もう1週間その睡眠時間で様子を見てから次の段階に
進むか進まないかを判断しましょう。
睡眠時間を30分短くしたはじめの1週間はかなりしんどいかもしれません。
昼間に強い眠気があるかも・・・
でも、その眠気が夜の寝つきを良くしてくれます。
まずは、我慢ですぞ~~~
通常、この睡眠時間になれるまでに約6ヶ月はかかります。
しかし、30分減らして睡眠しても、眠い、しんどいなどの症状が
1か月続けば、その時間ではあなたの体が持たないということです。
無理に、睡眠時間を削る必要はありません。
体が慣れてくるようであれば、ショートスリーパーになれるかもですよ!