睡眠時ミオクローヌス症候群って聞いたことがありますか?
これも、不眠の原因の一つのようです。
今回は睡眠時ミオクローヌス症候群を紹介します。
睡眠時ミオクローヌス症候群とは?
睡眠時ミオクローヌス症候群とは、
「周期性四肢運動障害」 と呼ばれる症状です。
睡眠中に手や脚の筋肉に瞬間的にけいれんが起こり、
眠りが中断される睡眠障害。
主に、中高年から増えてくる症状と言われています。
眠りに入ろうとすると、足がぴくぴく痙攣したりして
目が覚めてしまう。そんな経験ないですか?
その結果、入眠を邪魔されるので、疲れが取れず
昼間も眠かったり、だるくなったりしてしまうわけです。
眠りぎわの浅いノンレム睡眠時に起こりやすい症状のようです。
朝起きると、前日にとくに脚を使ったわけではないのに
脚にだるさを感じたりする場合は要注意です。
自覚症状がないことも多いのが特徴のようですね。
睡眠時ミオクローヌス症候群の原因
睡眠時ミオクローヌス症候群の原因は、残念ながら
まだ十分解明されていません。
ただ、抗うつ薬、抗てんかん薬、睡眠薬、抗不安薬などの薬を
飲んでいる人に多く見られ、この薬を中断したときにも症状が現れるようです。
睡眠時ミオクローヌス症候群(周期性四肢運動障害)と
似た症状で「入眠時ぴくつき」と呼ばれる症状もあります。
これは、寝つくときに体の一部が急に短時間(0.075~0.25秒ほど)
だけ動くことを指します。
入眠時に、片方の脚(または両足)がビクッとなることありませんか?
これは、誰にでも起こりうる現象なので気にしなくてもいいと思います。
周期性四肢運動障害との違いは、0.5~5秒の筋肉の収縮が、
5~90秒の間隔で続けて起こることです。
入眠時ぴくつきは短期間なので睡眠委影響がありませんが、
周期性四肢運動障害は周期的に起こるので睡眠に悪影響が出ます。
入眠時ぴくつきの原因と対策
入眠時ぴく月の症状は、肉体的に疲れていたり、夕方以降に
激しい運動をすると、起こりやすくなるようです。
また、精神的なストレス、カフェインやタバコのニコチンなどの
刺激物も原因の一つ。
対策とすれば、夜のの激しい運動や刺激物を控え、眠る前のリラックス、
そして、規則正しい生活を心がけましょう。